高級ホテルが、レストランサービスの質を向上させるためにカスタムラベルを使用しています

マリオットグループに属する高級ホテル、Portman Ritz-Carltonは、そのクラシックなスタイルで知られ、上流階級や要人にとって必見の場所です。上海の西南京路に位置し、上海ショッピングモールの中央ビルを占めるこのホテルは、商業および高級住宅地域にあります。1990年代に建設されたこの高級ホテルは、長い歴史的遺産を誇り、リッツ・カールトンの伝統に則り、お客様にカスタマイズされたサービスと必要な設備を提供しています。

Portman Ritz-Carltonでは、レストラン「Portman」とエグゼクティブラウンジで提供されるビュッフェ料理の表示に、カスタマイズされたラベルを使用しています。これらのラベルは、Ritz Bar & Lounge、ティーサロン、ギフトショップで販売される料理や商品に対して、特注のカードに価格情報を印刷して作られています。

ホテルはゲストに優雅にサービスを提供することを使命としており、滞在中に忘れられない体験を提供することを目標としています。そのため、ラベル表示システムもカスタマイズ性が高く、美しく、使いやすいものが求められました。従来のビュッフェラベルは、耐久性の低い安価な紙やプラスチックで作られており、高級ホテルのブランドイメージには合いませんでした。他の素材を使用すると、製造が複雑になったりコストが増える問題もあります。ビュッフェの内容は、季節や祭事、その他の要因に応じて決定されることが多く、これらを考慮したうえで、ホテルはEdikio Guestソリューションを選択しました。このシステムにより、ホテルは外部業者に依存することなく、高品質なラベルを簡単に作成できます。

Portman Ritz-Carltonでは、ホテルやその他のホスピタリティ業界向けに特別に開発された包括的なソリューションであるEdikio Guestを使用しています。Edikio Guestのソフトウェアを使用することで、ラベルのデザインや内容を自由にカスタマイズし、マットな黒いカードに白で文字や画像を印刷できます。ホテルはクラシックで落ち着いたデザインを選び、ホテルのロゴ、ホテル名（英語）、各料理名（中国語・英語）を各メニューに表示しています。カフェテリアとエグゼクティブラウンジ用に同じデザインで印刷されたラベルは、ホテルのクラシックなスタイルを反映しています。

現在、300種類以上のラベルが存在します。料理が変わるたびに、レストランスタッフは新しいラベルを印刷し、1日平均3～5枚の新しいカードが作成されます。すべてのラベルは展示エリアの固定引き出しに保管されており、料理が一時的に変更されても、スタッフは必要なラベルをすぐに見つけることができます。

統一されたラベルシステムの導入後、ホテルはEdikio Guestの使用範囲を拡大することにしました。1枚のカードを再利用できるように、紙の価格ラベルは、ホテルロビーのRitz Bar & Loungeで販売されるドリンク、ベーカリーのデザート、ギフトショップで販売される商品に対して、Edikio Guestのラベルに置き換えられました。